〜Shirou side〜


俺達の状況、それはまさに戦場だった。

なにしろこの宴会から参加という人も多く、その数軽く30人以上。

その人数分の料理を作らなくてはならないのだ。

もたもたしていては間に合わない。

「うらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

気合と共にサラダに使うレタスときゅうりを切り刻む。

味付けは各種ドレッシングを個人でかけてもらうので、

そのまま盛り付けてウェイター役のランサーに渡す。

「回鍋肉上がりました!!」

同時に桜が作っていた回鍋肉が完成し、サラダと共にランサーが運んでゆく。

だが、手を休める暇はない。

体が温まってくるに従って、あらゆる動きが加速し始める。

決して速度は緩めず、そして共に戦う桜の動きを決して妨げることなく。

俺達の腕は次々と料理を作り上げてゆく。

「餃子第一陣上がったぞ!!」

「麻婆豆腐上がりです!!」

「次、炒飯行くぞ!!」

「こっちはスープ行きます!!」

ちなみに、さっきから中華ばっかりなのは大量に作りやすいからだ。

もちろん刺身やなんかも用意はしてある。

が、それは商店街の魚屋に頼んだもので、もう既に食卓に並んでいる。

……というか食い尽くされかかっているような気もする。

この日のために俺と桜は遠坂に教えを請うて中華の腕を磨いてきたんだ!!

―――とはいえ。

「……なあ桜」

腕を止めることなく、隣で動く桜に声をかける。

「何ですか?先輩」

「遠坂……どうしてる?」

「……かなり出来上がってます」

その言葉に後ろを向いてみると、日本酒の瓶をラッパ飲みしつつ大声で騒ぐ遠坂の姿。

「………………」

「………………」

しばし、無言で腕を振るう。

なんとゆーか、納得いかないというか理不尽な思いが頭の中で燃え盛る。

「とっとと終わらせて飲みまくってやる……!!」

「ええ……姉さんだけに楽しい思いはさせません!!」

それを起爆剤に、俺達の動きはさらに加速する。

何で遠坂だけ飲んでんだコンチクショオォォォ!!!!!



































Mother,Father,Lover,and Married Knight

   第13話      by楓野









〜Lancer side〜

「……すげぇな、あいつら」

半ば呆れながら、思わず口を開く。

目線の先では、坊主と桜の嬢ちゃんが目まぐるしく動いている。

「ええ、二人とも張り切っているようです」

俺の隣で酒を煽っていたライダーが、淡々とつぶやいた。

「しかし、あの二人も確かに凄まじいが……」

俺の対面に陣取るアーチャーが呟き、台所から居間へと目線を動かす。

































「こちらもこちらで無駄に盛り上がっている気がするのだが」


「激しく同意します」

































セイバーが同意し、四人揃って後頭部にデッカイ汗が浮かぶ。

まず第一に物凄ェうるせぇ。

酔っ払った奴らが軒並み大声で騒いでやがるもんだからこの上なくうるせぇ。

先頭切って騒いでいるのが遠坂の嬢ちゃんと虎の姉ちゃんだ。

二人とも一升瓶を両手にキープし、注ぎもせずにラッパ飲み。

……ありゃ二日酔いコース確定っつーか下手すりゃこの場で吐くぞ。

その向こう、少し広いスペースでは虎の姉ちゃんトコの若い奴らとイリヤに囲まれたバーサーカーが、

酒樽を持ち上げてガッパガッパ飲んでやがるし。

あのオッサンもなんだかんだで褒められると張り切っちまうんだよなぁ。

飲み干すたびにものすげえ歓声が上がるし。

「こりゃ後始末が大変かもなー……って……なんだこの臭い」

不意に鼻を刺す異臭。

台所の坊主たちが騒いでいないところを見ると、発生源は台所じゃない。

嗅覚を頼りに発生源を探してみると――

「どうやら、縁側のようだが」

「縁側ァ?」

ちっと見てくるか、と言いつつ立ち上がって縁側へと赴く。

そこにいたのは。

「オイ、小次郎」

「む、槍兵か」

団扇を片手に胡坐をかき、何かを覗き込んでいる小次郎の姿だった。

「人様のウチで何やってんだお前は」

「見てわからんか?魚を焼いているのだ」

「嘘付け。魚焼いたくらいでこんな臭いがするわけねーだろ!」

なにしろ酷い臭いだからなこれ。

どんな魚を焼けばこんな臭いがするってんだ一体。

「いや、アサシンは嘘は言っていない」

後ろからかけられた声に振り向いてみれば、そこにはアーチャーの姿。

「ふむ、そこな弓兵はわかっていると見えるな」

「ああ。くさやとは通な物を持ち込むものだ」

くさや?

なんだそりゃ、そういう魚か。

「正確には魚の干物の一種でな、伊豆諸島での生産が盛んだ。

  くさや汁という漬け汁に漬け込んだ後に天日で干して作られる。

  臭みが強く、好みのハッキリ分かれるものだが、好きな者には病みつきになるという」

「なるほどな。つまりは珍味ってやつか」

「うむ。宗一郎に頼んで取り寄せてもらったものでな……ふむ、もう良いか」

言って、小次郎は網の上の魚を皿に乗せ、身をほぐす。

「一つ、試してみるか?」

「おう、何事も経験だからな」

小次郎が差し出す皿から、身を一つ取って口に入れる。

確かに臭いは強いが、塩辛さと旨みが良い按配だ。

「そこで、これを飲むといい」

アーチャーが杯に日本酒を満たして渡してくる。

それを一気に飲み干すと、なんともいえない相性の良さだ。

「こりゃうめぇな」

「だろう?」

どれもう一口、と箸を伸ばしかけたところで。

―――とてつもないプレッシャーを感じた。

そう思った瞬間には上から何かに押さえつけられ、顔面を床に強打した。

「どわっ!?」

一瞬目の前が暗くなる。

聞こえてくるのは獣じみた唸り声と、『ぐほっ!!』という小次郎の声。

ちょっと目に涙をにじませつつ顔を上げてみると、そこには小次郎とアーチャーの他は何もいなかった。

ただ、焼いたばかりだったはずのくさやが綺麗に骨だけになっていた。

「……何があったんだ?」

「藤村大河とセイバーその他数名が獣のような貪欲さでくさやを食い尽くした」

俺の問いに、苦々しげな表情で憮然と答えるアーチャー。

「……拙者のくさやが」

「なんつーか……諦めろ。あの虎には誰も勝てねーから」

ずーんと落ち込む小次郎の肩を、ぽんぽんと叩いて慰めてから居間に戻ることにした。




その途中。

「ぶつぶつぶつぶつぶつ……」

部屋の隅っこで座り込んでなにか不気味に呟いている物体を発見した。

「……何いじけてんだよ金ぴか」

「我のセイバーがあの可憐なセイバーが我の物のはずのセイバーが」

思いっきりダウナー入ってんなこりゃ。

結婚の邪魔する唯一のチャンスだった式の最中に気絶してたからなこいつは。

目が覚めてみればもう式は終わり、後の祭りって奴か。

しかしまあこのまま放っておくとうっとうしいことこの上ない。

「おーい、ライダー」

「なんです?」

声をかけるとすぐに来てくれるライダー。

ホント、サーヴァントにゃロクな奴がいないがこいつはいい奴だ。

乳はでかいし、美人だし。


「なにやら不埒な思考を感知したので戻ります」


「待て待て待て待て!!」

回れ右して去ってゆくライダーを慌てて引き止める。

ここで戻られたら何のために呼んだんだかわかりゃしねえし。

「なんです。これからカレンが趣味で作ったという血液味のワインを味わうところだったのですが」

「……人類史上最もニーズが少なそうな酒だな」

まあライダーにとっちゃ最高の美酒かもしんねえけど。

しかしまあそれはさておいて。

「コイツ羽交い絞めしとくからよ、適当に酒流し込んでくれや」

「ふむ……いいでしょう」

ライダーが手近にあった瓶を手にするのを確認し、ギルの体に腕を回して動きを止める。

「む、何をするランサー!」

「よし、やれライダー!!」

ギルが騒ぎ始めるが、同時にライダーに合図を送る。

ライダーがギルの顎を掴んで向きを固定し、手にした瓶を口に捻じ込む。


そのまま、瓶の向きを地面に対し90度の角度まで持っていった。


「ごぶっ!?がっ……ばっ!?げふぁっ!?」

重力に引かれた酒瓶の中身が、ギルの喉の奥へと問答無用に降り注ぐ。

しばらくすると、ちょっと(かなり)ムセながらもギルは瓶を空にしていた。

それを見届けて、ライダーはギルの口から瓶を放す。

「……なにも瓶一本流し込むこたねえだろ」

「別に構わないでしょう。酔いつぶれたらそれはそれで後が楽です」

俺としてはちとやりすぎかと思わんでもないんだが、ライダーはしれっと流しやがった。

で、当のギルなんだが。

「…………」

なんだか妙に座った眼をしてこっちを見ている。

というか、俺じゃなくてライダーを見ている。

「おい、蛇」

「なんです」

ギルのあまりな物言いに、ライダーが青筋を浮かべながら答える。

その視線はまさに絶対零度、魔眼殺しをかけているはずなのに石化しそうなほど怖い。

そしてギルが口を開き、次に言った言葉は、

































「乳を見せよ」

































……だった。

空気が、凍る。

ライダーはしばらく固まっていたが、ややあって『ふむ』と呟いたかと思うと、



ゴガキャッ!!!!



ノーモーションでギルのドタマを手にした空の酒瓶でシバき倒していた。

「ランサー、セクハラの慰謝料は後日請求しますので。あなたに


「俺かよ!?」


さらりと酷いことを言いつつ、酒瓶を投げ捨ててさっさと立ち去るライダー。

そして畳に突っ伏したままのギル。

「……お前、なにやってんだ?」

「聞かずともわかるだろう。乳はロマンだ」

突っ伏したまま顔だけ俺の方に向けて答えるギル。

そしてそのまま、『乳〜…乳〜…』と呟きながら畳の上を這って行った。

キャラが違う。

セイバーのミニ乳をこよなく愛するアイツはどこいった。

つーかコイツになに飲ませたんだライダーは。

先ほどギルのドタマをシバいた酒瓶を手にとってラベルを眺める。

……テキーラ。アルコール度数40度。

んなもん瓶一本一気に飲んだらそりゃキャラも変わるか。

まあもしかしたらセイバーにフラれたショックで嗜好が変わったのかもしれんが。

……待て、アイツ這ったままどこいった?


「乳ーーーーーーーー!!」


うお、遠坂の嬢ちゃんと虎の姉ちゃんに襲い掛かっとる!!

……怖いもの知らずなヤツだ。



「死ねーーーーーーー!!」



お、遠坂の嬢ちゃんがアッパーで打ち上げた。

そしてそれを虎の姉ちゃんが跳び蹴りで追い討ち。

さらに藤村組の若い奴らが次々と飛び掛ってボッコボコに蹴倒す。

ギルも必死にバビロン開こうとしてるらしいが、

酔っ払っているせいで宝具との意思疎通がサッパリ出来てない。

200発くらい蹴られて、あっという間にギルはズタボロになった。

「……乳〜……」

まだ動いてるぞオイ。

しかも今度はバゼットとカレンのいる方に向かってやがる!!



「乳ィィィィィィ!!!!!」



そしてまた襲い掛かるギル。

……が、見るまでもなかった。

襲い掛かったと同時、カレンとバゼットが

『死になさい色魔』

と、声を揃えて唱和したと同時、カレンの赤い布がギルを拘束し、バゼットがボッコボコに殴り倒す。

しかもそのヒット数が半端じゃない。

藤村組の若い奴らがさっき殴ったヒット数を遙かに越える回数を一人で殴りきった。



「ラストーーーーーー!!!!!」



最後に一発、ムチャクチャ力押しのアッパーで宙に浮かされたギル。

そのまま、キリキリと錐揉み回転しながら頭から床へと落っこちた。

あ、カレンが額にマジックでなんか書いとる。

「ふ……雑種ども。我を足蹴にするとはいい度胸だ」

なんかブツブツ言いながらゆらりと立ち上がるギル。

おい、額に肉って書いてあるぞ。

「後悔せよ……この我の禁じられた奥義の封印を解かせたことを……!!」

言いながらいつものジャケットを脱ぎ捨てる。

それどころか、ズボンやシャツまで脱ぎ捨てた。

「見るがいい……!!

































  バビロニア奥義ギルづくし!!!」



「それはよせ!!!」



ゴイーーーーン!!!



パンツに手をかけたギルの後頭部を、ガラス製のでかい灰皿が直撃したのだった。






〜Shirou side〜

……終わった。

現在時刻、午後11時。

飲み始めたのが大体昼頃だったから10時間くらい騒いでたのか。

まあ後半は俺と桜も飲めたし、救急車呼ぶような事態にもならなかったからよしとしよう。

遠坂と桜は寄り添うようにして酔いつぶれている。

すぐ傍では藤ねえが大の字になって同じくつぶれている。

その腹に頭を乗っけてイリヤが眠っているので、なんだかちょっと魘され気味だ。

ランサーとライダー、ギルはまだ飲むとか言って藤村組の皆さんとバゼット・カレンを伴って新都に繰り出した。

バーサーカーはダウンしたセラとリズを抱えて帰っていった。

親父は縁側でチビチビとまだ飲んでいる。

で、本日の主役のはずのアーチャー・セイバー夫妻はというと……

「悪いな、片付け手伝ってもらっちゃって……」

「この惨状では仕方あるまい」

宴会の後片付けをしている俺を手伝っていたりするのだ。

床に散らばる酒瓶やらつまみの欠片やらを拾っては袋に放り込む(無論分別しながら)。

台所ではセイバーが皿やらコップやらを洗っている。

料理はダメだが洗濯とか皿洗いなんかは筋がよかったりするのだ、セイバー。

「なんつーか、凄かったな」

台所からカチャカチャとかすかに響く食器の触れ合う音を聞きながらなんとなく呟く。

「……自分がこうして意識を保っているのが不思議なくらいだ」

「そりゃ俺もだよ」

アーチャーのげんなりとした言葉に、やっぱり思い出してゲンナリと返す俺。

なにしろ『飲まぬ奴は敵のスパイ、潰れた者こそ勇者である』というノリだったからな。



誇張なしに。



その魔手を逃れたのは妊娠中のセイバー、(見た目は)子供のイリヤ、そして赤子の誠くらいのもんだ。

無論俺も飲まされた。

料理を全て終えてさあ飲むかと座り込んだところで、べろんべろんに酔った遠坂の強襲。

そのまま桜と一緒に駆けつけ三杯、その後も薦められるままに入れ代わり立ち代わり飲まされた。

他の皆も同じようなもんだ、むしろ俺なんて軽い方だったかもしれない。

ホント、あの飲み方でよく一人も病院送りにならなかったもんだ、奇跡か?

「にしても一成は面白かったな」

「思い出させるな……笑いが止まらなくなる」

そう言いつつもすでに肩が震えている。

藤ねえに騙されて一杯飲んだのが運の尽き。

あっという間に酔っ払った一成は、上半身裸になって柳洞寺に伝わるという喜びの舞を踊りだした。

ぶっちゃけ、タコがうにょうにょしてるようにしか見えず、場が爆笑の渦へと叩き込まれた。

それを切っ掛けにして爆笑オンエアバトルIn衛宮家なんてものが開催されるし。

評価が低いと藤ねえの竹刀が飛んでくるという過酷なルールにも関わらず、参加者は次々と沸いてきた。

ちなみに最も高評価だったのは親父である。

しかもなんか『ようやく時代が僕に追いついてくれたよ』と、ちょっと泣いていた。

「いくら衣装が自由自在とはいえ親父のアレは反則だろ」

「だから思い出させるな!!肩が震えて片付けにならん!!」

と声は荒げるが顔は思いっきり爆笑しているアーチャー。

「そんなに面白かったかい?」

「ああ、思い出すだけで大爆笑」

くるりと顔をこちらに向けてのんびり言うのは縁側の親父。

「見ろ、アーチャーなんか笑い慣れてないから呼吸困難起こしてる」

俺の指差す先では、アーチャーが床に突っ伏してひくひくと体を震わせている。

「で、なんか用か親父」

「ああ、灰皿とってくれないかな」

言われて、手近にあった灰皿の灰を捨ててから、親父に手渡す。

新品のマイルドセブンの封を切り、一本取り出して吸い始める親父。

つーかタバコまで吸えるのか。

それ以前にどっから入手した。

「ランサーがパチンコで勝ったらしくてね。士郎もどうだい?」

「いらん」

未成年だぞ俺は。

「じゃあ、シロウはどうだい?」

「……いや、私は……」

突っ伏したまま顔だけこっちに向けてこたえるアーチャー。

「いいよ。もうすぐ終わりそうだし、休んでろ。お前、俺以上に飲まされたろ」

半年前の悪夢(ふぁて遊記参照)は御免だからな。

「……そうさせてもらうか」

ちら、と台所を見遣ってから答えるアーチャー。

まだ皿洗いは大分かかると踏んだのだろう。

そのままずりずりと縁側まで這って来る。なんか怖い。

「ん」

親父がタバコの箱を差し出す。

「む」

そこから一本抜き取って口に銜え、親父の差し出すライターで火をつける。

這いつくばったまま。

「……起き上がれないのか、お前」

「さっきの呼吸困難が尾を引いているだけだ」

言って煙を吐き出すアーチャー。

それに背を向けて、俺はまた片付けに戻った。

しばらく二人は静かに縁側で煙を立ち上らせていたが……


「ぐぇほっ!?げほっ!?」


やっぱり変な体勢で吸ってたからか、アーチャーがムセた。




「シロウ、先程アーチャーが咳き込んでいたようですが?」

「ああ、変な体勢でタバコ吸っててムセただけ」

まとめたゴミを勝手口に置きにいくと、皿洗い中のセイバーが話しかけてきた。

「なもんで、しばらく縁側には行かないほうがいいかも」

「ふむ、タバコの煙は子供によくないと聞きますし」

言いながら、セイバーが蛇口を捻って水を止める。

手伝おうと思っていたのだが、丁度終わり際だったらしい。

「……アーチャーは喫煙家だったのですか?」

手を拭きながらセイバーが尋ねてきた。

ああ、セイバーは知らなかったんだっけ。

「俺達と旅行してたときは結構吸ってたぞ。

  こっちに帰ってきてからは吸ってないけど」

あの時は全ての経費がギルガメッシュ持ちだったからなあ。

タバコ代も出してくれたからランサーなんて一日三箱くらい吸うときもあったし。

「ランサーが道に吸殻を捨てるたびにアーチャーにボコられてたよ」

「それはランサーが悪いのです」

すっぱりと斬り捨てておっしゃるセイバーさん。

まあ、確かにランサーが悪いのだが。

「……あとはこの子の誕生を待つばかりですね」

「元気に産まれてくるといいな」

「ええ。本当に……」

穏やかに微笑むセイバー。

しかし、出産があんな騒ぎになろうとは―――

俺はこの時、全く予想すらしていなかったのであった。



「ぐぇほっ!?」

あ、またムセた。







あとがき


大変遅れましたことお詫び申し上げます。

まあ遅れた理由は日記の方を見てもらうとして。



今回自分では質が下がってると思うんですよね。

文章はともかくギャグの質が。

しばらくギャグ書きから遠ざかってたんで……。

ちなみに休止前に書いたのが小次郎のくさやの部分まで。

それ以降は再開後に書いたものです。



次回、いよいよ最終回。

その後も外伝いくつか書きますけどね。

書きたいことは色々あるのよ〜。




それでは、次回もレッツラスパーン!とヨロシク!!



web拍手設置しました。



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